舞いあがれ!刈谷先輩がブチ切れ でも「熱血キャラに変身」もいい感じ

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   NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」11月1日(2022年)放送回。舞(福原遥)はパイロットになると決めたが、スワン号の設計者刈谷(高杉真宙)は認めず、なにわバードマンに戻ろうとしない。

  • NHKサイトの「舞いあがれ!」番組ぺ―ジより
    NHKサイトの「舞いあがれ!」番組ぺ―ジより
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「激突」シーンも

   部員たちは舞の体格に見合った操縦席を作ろうと模索する。由良先輩と同じ女性だが微妙な体格差があり、スワン号の設計全体に影響する。舞に合わせて設計も変えなきゃいけないなんて、人力飛行機とは繊細なものだ。

   スワン号の再設計をめぐり、なにわバードマンの空気悪くなっていることを、刈谷先輩に説明する舞。それを聞いた刈谷先輩は怒り心頭で部室へ乗りこんでいき、ほかの部員たちと口論になる。

   ずっと冷ややかで、切れ味のいい刈谷先輩は、舞ちゃんが可愛く話しかけても、ぜんぜんつれなかったのに、操縦席の位置を変えると言った瞬間に、ブチ切れた。秀才風が一転、熱血キャラに変身した姿がなかなかよかった。

   そして部室の場面。玉本先輩(細川岳)と刈谷先輩の激突シーン。といっても大学生同士だから、「若い熱」についつい「もっとやれー!」と応援したくなる。刈谷は、勝手にいなくなって、勝手に戻ってきたけど、「設計」という大仕事をひとりでやるという鬼のプレッシャーがあるわけだし、玉本は、そんな刈谷のフォローをしようと設計の勉強をしていた。鶴田先輩(足立英)の部の空気づくりもたいへんな仕事である。

   皆が目の前にある人生と向き合って、ひとつのプロジェクトを作る。ひとりひとりの役割があってリスペクトしながら、飛行機が出来上がっていくんだなあ。「刈谷先輩と鶴田先輩と玉本先輩 関係性ステキだね」「鶴田、玉本、刈谷、そして由良も舞も最高な奴らや」「青臭い青春劇やったけど感動してもーた」などとSNSでも盛り上がりを見せていた。

   舞の減量も簡単ではないが、またひとつにまとまったなにわバードマン。果たして記録を作れるのか。

(Y・U)

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