玉川徹が「コロナ感染した場合の準備」披露 「備えあれば憂いなし」

   新型コロナの自宅療養が明けて、玉川徹(テレビ朝日報道局)がけさ1日(2022年12月)の「モーニングショー」に2週間ぶりに出演、国産としては初めての抗コロナウイルス薬「ゾコーバ」を開発した塩野義製薬の社長に取材した効能などについて報告した。

   司会の羽鳥慎一から「元気ですか」と問われた玉川は、「僕は基礎疾患もあるので、本当に気をつけていたんですよ。それでも、かかる場合はあるなという思いがあったので、準備していてよかったです」と話した。

  • かかった時の「準備」も大切
    かかった時の「準備」も大切
  • かかった時の「準備」も大切

「ゾコーバ」について取材も

   どんな準備をしていたのか。「かかりつけのお医者さんをきっちりつくって、もし発症したら、すぐかかれる準備をしていました。抗原キットも手元にあったし、PCR検査のキットも朝に送ったら昼ぐらいに結果が分かるところを自分で見つけて......。そしたら、『喉の調子が悪いな』って時にPCR検査を出して、午後2時くらいには『陽性』と結果が出たんです。すぐにクリニックに連絡をとって、夕方には診察してもらって、(抗ウイルス薬の)パキロビッドを処方してもらいました。当日の夜に39度近く熱が上がったのですが、薬をのんで翌日には熱がさがりました。やはり『備えあれば憂いなし』です」

   感染したことのある石山アンジュ(「パブリックミーツコミュニケーション」代表)は、「私はかかってから探し始めたので大変でした。熱が出て朦朧としてしまって。事前の準備は必要だと痛感しました」

   で、「ゾコーバ」はどのくらい効くのか。臨床試験では「鼻水・鼻づまり」「のどの痛み」「せき」「発熱・熱っぽさ」「倦怠感」の5つの症状が治まるまで、服用しないと約8日、服用すると約7日だったという。短縮したのは1日だが、塩野義製薬の手代木功社長はこう説明した。「5つの症状がすべてなくなるのに何日かかったかということでございます。症状によっては、患者様が一番お辛い症状はもっと早くから消えているかもしれません」

   玉川が「僕は熱が一番つらいと思うんですが、ゾコーバはゆっくり下がっていくものなのですか、スッと下がる方が多いんですか」と聞く。手代木社長は「かなりシャープにウイルスの量は下がります。それに伴って熱、あるいは倦怠感がスッとよくなる患者様が相当おられます」と話した。

   石山「私は38度が4日間続いたので、ちょっとでも軽減されるならうれしいと思います」

   発症から72時間以内に服用することで効能が高まるのだが、そのためにも玉川サンのような準備は必要だ。

(カズキ)

姉妹サイト