オードリー若林、「ダメな先輩」イジリにイキイキ? 森脇健児と「見事なパス回し」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   オードリーの2人がMCを務め、今注目の有名人と打ち合わせナシのフリートークを繰り広げる「あちこちオードリー」(テレビ東京系)。11月30日(2022年)放送では、芸歴38年の大ベテラン・森脇健児さんと、芸歴22年の中ベテラン・なすなかにしさんが登場。自由なトークを繰り広げる森脇さんを、オードリーの2人がイジリ倒す、という珍しい構図が見られました。

   事務所の後輩のなすなかにしさんが「ナメてもいいレジェンド」「足向けて寝れる偉人」と言っても、隣でニコニコと笑うだけで言い返さない森脇さん。オードリーに対しても「君らもナメてるやろ」と言うと、若林正恭さんが「ナメてますけども」と返し、冒頭から森脇ワールドが繰り広げられます。

  • オードリー若林正恭さん(2015年撮影)
    オードリー若林正恭さん(2015年撮影)
  • オードリー若林正恭さん(2015年撮影)

かつてはレギュラー番組を10本以上

   若林さんによる「森脇さんイジリ」は、番組が進むにつれてヒートアップ。森脇さんの例え話で微妙な空気になった時には「めちゃスベってる」、話をふられたことに気づかず黙り込んでしまうと「もう引退した方がいいですよ」、答えに詰まっていると「トークの返しが遅い」とバッサリ。これには、なすなかにしんさんが「うちのレジェンドに『返しが遅い』って!」とツッコミを入れますが、若林さんが「だってそう思わなかった?」と聞き返すと「確かにだいぶ衰えてるな」と同調してしまっていました。

   今ではすっかり後輩芸人にイジられる立場となった森脇さんですが、90年代にはレギュラー番組を10本以上抱えていた大スター。数々のバラエティ番組の司会を務めていたほか、テレビドラマや写真集などなんでもこなし、女性たちにキャーキャーと持て囃されていたといいます。ところが32歳でいきなり仕事がなくなり、地元の大阪へUターン。その理由を「事件、事故、スキャンダルは何もない。おもろないのがバレたんちゃうん?」と率直に話します。

   仕事がなく、毎日家の周りやジムで走ってばかりだった森脇さんにとって、復活への転機となったのがTBS系列「オールスター感謝祭」の赤坂5丁目ミニマラソンでした。32歳で初出場・初優勝を果たすと、森脇さんの名前は再び全国区に。「毎日優勝することしか考えていない。好きで好きでしょうがない」というほどこの番組に賭けているそうで、なんとTBSのマラソンコースと同じような距離と傾斜がある場所にマイホームを購入したというから驚きです。

   森脇さんの復活秘話を興味ありげに聴いていた若林さんですが、「僕が芸能界で復活するのはこの坂しかない。『赤坂んドリーム』がある。僕が『赤坂んドリーム』をつかむんだ」と熱弁し始めると、「オールスター感謝祭でも言ってましたもんね。いつもシーンってなってますもんね」と再びイジリのスイッチがONに。さらに春日俊彰さんのツッコミに対して森脇さんが「なにやその、へんな間んトーン」と噛んでしった時には、「間とトーンで、間んトーン。森脇語ね」と、最後までイジリ倒していました。

   放送終了後のツイッターでは「若林は芸能界のダメな先輩をイジるときイキイキしてる感じがする」「森脇回めちゃくちゃ面白かった・この人鈍いとか古いとかでよくイジられるけど、ちょいちょい巧さが垣間見えてさすがだと思う」など、腕の立つ芸人たちの見事なパス回しに盛り上がっていました。

(Hibunny)

姉妹サイト