榊原郁恵さん親子が「笑顔」会見 渡辺徹さん死去うけ加藤浩次「ほんとに家族が仲良かったんだなと」

   俳優の渡辺徹さん(61)が敗血症で亡くなってから1週間がたち、きのう5日(2022年12月)、妻の榊原郁恵さん(63)と、葬儀の喪主を務めた長男で俳優の渡辺裕太さん(33)が記者会見した。生前の徹さんが明るかったことを気遣い、2人もユーモアを交えながら、涙を見せずに明るく語った。6日の「スッキリ」が会見の様子を伝えた。

   5日は家族葬で、通夜の際に家族で祭壇の前で写真を撮ったという。郁恵さんは「不謹慎なんですけど、みんなが笑顔だったので、笑っちゃうねと。私たちは思い出す度に泣き笑い。あの人の狙いはそれなんですけど、人生の中で必ず人をちょっとしんみりさせ感動させ、泣かせ、でも最後は笑うっていう、その時間をそのまま今回(葬儀)まで感じられた」と話す。

  • 故・渡辺徹さんに追悼の声が寄せられている(写真はイメージ)
    故・渡辺徹さんに追悼の声が寄せられている(写真はイメージ)
  • 故・渡辺徹さんに追悼の声が寄せられている(写真はイメージ)

「じゃあお父さん、帰るよ」

   裕太さんが最後に父親の元気な姿を見たのが、先(11)月13日の落語会に出演したときだったという。「高座(舞台)に上って父の姿が客席に見えたんですね。お客さんとして父親がいたので、すごく印象に残ってます」

   徹さんはその時のことをブログに書き、「裕太が参加している落語会 浅草東洋館に妻と行ってきた 少し心配ではあったがなんのその 腹から笑った 楽しい一夜となった」とあった。

   徹さんは、ほかにも家族のことをよくブログに書いていたという。結婚記念日には息子たちからプレゼントされたペアグラスを夫婦で持つツーショットもアップ。郁恵さんは「家族としては(ブログは)やめてよーって感じだったんですよ。あまり出さないでくれ、とお願いしていたくらいなんです」と明かす。

「でも振り返ると私たちにとって逆に主人が言いたかったことを、ああいう風に(ブログで)表現していたのかなって。素直に受け入れられるようになりました」

   徹さんは長年糖尿病で治療を続け、食事も制限されてきた。棺の中に入れたものを記者から尋ねられると、郁恵さんは「まずは山盛りのご飯」と明かし記者から笑いが漏れた。「もうお父さん、制限ないからって言って。でも(徹さんは)今じゃないんだよ、お前、もう少し前に食べさせてくれよって言ってるね、と言いながら一杯山盛りにして...」。

   喪主を務めた裕太さんは徹さんと同じ俳優・タレントの道に進んだ。裕太さんは「『任せた』と言われたと思っている。『もう任せてくれ』と。あまり多くを語り合う親子ではなかったかもしれないけれど、本当にその一言(を言いたい)ですかね」と決意を語っていた。

   会見の最後、裕太さんは「この辺りで父とともに失礼させていただきます」と締めくくった。郁恵さんは「じゃあお父さん、帰るよ」と笑顔で天井を仰ぎ、徹さんに呼び掛けていた。

   司会の加藤浩次「笑いの起きる会見で、ほんとに家族が仲良かったんだなと思います。そこにグッときちゃうんですよ」

(コムギ)

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