<今週のワイドショー> W杯ゴミ拾い美談と国内迷惑行為3題

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   W杯では観客席でゴミ拾いをする日本人サポーターが世界から称賛されたのに、今週(2022年12月12日~)のワイドショーでは、人に迷惑をかける困った者たちの話題が、複数取り上げられました。

  • ワイドショーが伝えた迷惑行為(写真はイメージ)
    ワイドショーが伝えた迷惑行為(写真はイメージ)
  • ワイドショーが伝えた迷惑行為(写真はイメージ)

落書き、パレード妨害...

   (J-CAST)ワイドショー通信簿の「アメ横で落書き被害 『イタチごっこ』の現状とは」(14日、フジテレビ系「めざまし8」)は、年の瀬に大賑わいとなる東京・アメ横商店街が、落書きだらけになっていると伝えています。多くのシャッター、壁、ドアに文字のようなものやイラストなどが描かれていて、アメ横商店街連合会は「イタチごっこ。費用をかけて消しても、また書かれてしまう」といいます。

   なぜ落書きをするのか不明ですが、商店街は「外国のお客さんも多いですし、見られたくないです」と、パトロール強化や防犯カメラの増設を検討しているそうです。

   「大型犬が何度も人かむ...飼い主を逮捕(略)」(13日、日テレ系「スッキリ」)は、埼玉・上尾市で、飼育されていた体長約115センチのジャーマン・シェパードが、昨(2021)年1月から今年7月にかけて5人の通行人に次々に噛みついたとして、飼い主の暴力団員が重過失傷容疑で逮捕されたことを取り上げています。

   シェパードは、約30メートル離れた木と木の間にワイヤーを張り、5メートルほどのリードを付け、広範囲を自由に動ける状態だったといいます。警察や保健所が不適切だとして注意や指導を続けたものの改善されず、逮捕に至った、とあります。

   訓練士養成学校の学長は「リードのつなぎ方に問題があった」と指摘しています。犬は、自分の行動範囲に飼い主以外の人が入ってくると、敵とみなす習性があり、今回は檻や囲いがなく警戒範囲が広くなり、エスカレートしたのではないか、と指摘しています。

   タレントのヒロミさんは「噛みたくて噛んでるわけでもないし、管理の仕方がよくなかった。あの子(犬)が悪いわけではない」と、飼い主の責任を指摘していました。

   「ディズニーランド3年ぶりパレードに乱入男(略)」(14日、フジテレビ系「めざまし8」)は、13日午後、東京ディズニーランドのパレード「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」に51歳の男が乱入、威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕されたことを取り上げています。目撃した女性2人連れは「急に立ち上がってワーッて出てきて、両手を挙げて(パレードを)止めるようなしぐさをしました」。視聴者映像には、男がスタッフに取り押さえられ、さらにもがいて数人がかりで抑え込まれる様子が写っていた、とあります。パレードは6分間ストップしたそうです。

   迷惑そのものなのに、男は「迷惑をかけるつもりはなかった」と言っているそうです。

   W杯ゴミ拾いの「美談」の裏で、身勝手な日本人も多数いることを、世界はどう見ているのでしょうか。

(コムギ)

姉妹サイト