「子どもたちの思いも寄らない発想」 堤礼実アナが紹介

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   「子どもたちの思いも寄らない発想が、いま話題なんです」と、きょう5日(2023年1月)の「めざまし8」で堤礼実アナが紹介したのは、アイデアが実際に採用されて評判になったという2人の話題だ。

   1人目は、小学4年生の茨城県の宇賀持琴音さん。片手でも貼りやすい絆創膏を発明し、アジアを中心とした10の国・地域が参加した「世界青少年発明工夫展」(2022年10月)で銅賞となった。さらに日本や茨城県の発明コンテストでも次々と賞をとり、高い評価を得ているという。

  • 星空への思いが(写真はイメージ)
    星空への思いが(写真はイメージ)
  • 星空への思いが(写真はイメージ)

村長に提案

   絆創膏はふつうガーゼが真ん中にあり、一人で貼ろうとするとテープがよじれたり、くっついたりして上手くいかないことが多い。琴音さんが思いついたのは、ガーゼを端にずらすという発想。そうすると片手でも貼りやすいようになったという。琴音さんは「びっくりした。これからも(発明作品を)作っていきたいなあって思っている」と笑顔だった。

   2人目は、長野県阿智村の原野乃花さん(高1)。阿智村は「日本一の星空」が見える村として知られているという。原さんは街灯の明かりが星空を見えにくくしていると感じたそうだ。中学3年生の時、村のイベント「村長さんと語る会~中学生から阿智村への提言~」(2021年12月)で、街灯を変更したらどうかと村長に直談判した。

   原さんが成功例として引き合いに出したのは、岡山県井原市美星町の取り組みで、従来の光が拡散する街灯から、光を下に向け地面だけを照らすものに変更。色も星空への影響が少ない温かみのある黄色に調整されているという。

   原さんの提言に村が動き、村の第一号の新しい街灯が設置された。きのう4日夜に、原さんと街灯の下に立った熊谷秀樹村長は「これは是非実現したいなと素直に思いました。今後、徐々に増やしていきたいと考えています」。

   原さんは「きれいな星空は落ち着く場所だし、癒しの環境でもあると思うので、この街灯ができたことでもっといろいろな人にきれいな星空を見てもらいたいです」と嬉しそうだ。

   大空幸星(実業家)「どれも日常生活の、ほんとに些細な気づきですよね。それを発明に昇華させて、今度は大人がそれを受け入れたというのも素晴らしいと思います」

(コムギ)

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