J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

中国返還さよならシャンシャン パンダ愛あふれる安住紳一郎が言った「可愛い」の回数

   20日(2023年2月)の「THE TIME,」ニュース関心度ランキングは、明日21日に中国へと返還されるジャイアントパンダのシャンシャンの話題が1位となり、番組では司会の安住紳一郎がパンダ愛を熱く語った。

  • TBS「THE TIME,」番組公式サイトより
    TBS「THE TIME,」番組公式サイトより
  • TBS「THE TIME,」番組公式サイトより

「ひざカックン」映像も話題に

   上野動物園での返還前観覧は昨日19日が最後。来園者からは「とても寂しいんですけど、必ずまた再会できると信じています」(千葉から来た女性)「シャンシャンがいたから辛いことを乗り越えられた。宇宙一幸せになってねと伝えたい」(埼玉から来た女性)などの声が。観覧は事前抽選制で、最終日の昨日は2600人の当選枠に6万2400人が応募するという24倍の狭き門。落選したにもかかわらず「最後なので同じ空気を吸いに」(埼玉から来た2人連れ)「当たらなかったけれど思いを届けたくて」(仙台から来た女性)と来園した人も。

   仙台から来たという武井千恵子さんは「みんなが抱っこシャンを持って集まって、気持ちを伝えたいってこんなに。これからどうしたらいいんだろう。動物ではなく家族、愛娘」と涙ながらに思いを語った。武井さんは抽選には当たらなかったが、グッズを持ち寄り仲間と思い出話に花を咲かせていた。

   2017年に父リーリー、母シンシンの間に産まれたシャンシャンは、上野動物園で自然交配で生まれ、無事に育った初めてのパンダ。産まれてから半年後に一般公開されるとシャンシャンフィーバーが巻き起こった。母親にくわえられて連れて行かれる姿や、先を歩く母親に後ろからぶつかっての「ひざカックン」映像なども話題となった。返還は当初は2020年に予定されていたが新型コロナで延期。出発は明日21日朝で、18時25分頃に中国の成都国際空港に到着、その後は四川省のパンダ保護研究センターへと移されるという。

   安住紳一郎「パンダのニュースを情報番組で何度もと思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、膝カックンが本当に可愛いんですよね。人間との相性抜群といわれているジャイアントパンダ。クマの仲間なんですが、なんでこんなに可愛く感じるんでしょうか。15年くらい前にパンダ取材したとき、パンダ舎の前で『可愛い』と何回くらい言うか平均とったことがあるんですよ。何回くらいだと思いますか?」

   宇賀神メグアナウンサー「6回くらいは言っちゃうんじゃないですか」

   安住紳一郎「惜しい、11回くらい『可愛い』って言っちゃうんです」

   上野動物園のシャンシャンだけではなく、和歌山アドベンチャーワールドのパンダ3頭も中国へ返還される予定となっている。

   安住紳一郎「和歌山のパンダ3頭も中国へ旅立ちます。その中のオスの永明は、1頭で16頭の子どもをつくるというレッドリストの赤色を1頭ですこし薄くしたパンダということで世界中が賞賛したパンダです。これは永明が30歳のときに出版されたフォトブックですが、この帯、誰が書いているかごらんください。アナウンサー安住紳一郎。どうです? 私、永明とは相当仲良いです。水曜日はしっかりこの番組で永明の姿お伝えしようと調整中です」

(みっちゃん)