「¥1680」表記で買ったら「3万2889円」請求 中国との関係とは(めざまし8)

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   商品価格の表示が「¥」になっているのに、実は中国「元」の値段で、20倍の額を請求される通販サイトがあるという。昨日19日(2023年4月)、国民生活センターが記者会見し「問題がある」と注意喚起し、20日の「めざまし8」が取り上げた。

   この通販サイトで売られていたのは、「カリグラフィー」と言われる文字を美しく見せる書き方のテキストで、サイトにはテキストの冊子の画像と日本語で「筆記用具ガイドブック」と商品名が。その価格表記は「¥2100」の文字に横線が引かれ、値引き価格「¥1680」とある。日本円で1680円としか思えない表記だ。

  • 日本円かと思ったら…(写真はイメージ)
    日本円かと思ったら…(写真はイメージ)
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「元」も「¥」表記

   ところが、これを購入した人が支払ったのは日本円で「3万2889」円。「何が起きているのでしょうか」と堀池亮介アナが解説する。

   実は、アルファベットの「Y」に日本の横線が引いてある「¥」は、中国の通貨の「元」を表す記号でもあるというのだ。「元」は英語で「YUAN」と表記するため、頭文字の「Y」をとって、日本円と同じ記号で表す。実際に中国国内の通販サイトをみると、中国元の価格表示に「¥」の記号が使われている。1元は、現在のレートで日本円で約19.5円になる。そのため、3万円を超える請求をされたが、被害者によるとテキストの出版元のサイトでは、29ドル、約3900円で販売されていたという。

   このように、「¥」を日本円と誤認して商品を購入してしまったとの相談は、国民生活センターに約100件寄せられているという。注意を呼び掛けた同センターは会見で「日本人向けに明らかに商売しているのであれば、特定商取引法を遵守していただく必要があり、それが守られていないということは違反していると考えている」と話すが、この販売サイトの業者とは現在連絡が取れない状態だという。

   中村逸郎(筑波大名誉教授)「調べたら世界には180ぐらいの通貨がある。ドルでも香港ドルを「HK$」と書いているように、日本円でも「JP¥」と書かないといけない時代になってきているのかなあ」

   風間晋(フジテレビ解説委員)「私はもうちょっと深刻に考えていて、中国が遠からずこのマークは中国元のマークなのである、日本円として使うな、と言い出しかねない。経済力や国際的な決済力がモノを言うので、これは円マークを守るためにはちょっと作戦を考えないといけないと思います」

   堀池アナは「サイトを使う際には、日本語表記であっても気を付けていただきたいと思います」と締めくくったが、誤認しないようにする方法を具体的に説明してほしかった。続報で取り上げてもらいたいものだ。

(コムギ)

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