永田町に流れる「6・16解散説」岸田首相のにおわせ発言で騒然!「ZIP!」はさらりと報道

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   岸田文雄首相はきのう13日(2023年6月)の記者会見で、衆議院の解散・総選挙について「いつが適切なのか諸般の情勢を総合して判断していく」と述べた。きょう14日の「ZIP!」で司会の水卜麻美アナウンサーは「今の国会で解散に踏み切る可能性を排除しない考えを示したものです」と伝えた。

   岸田首相は解散・総選挙について質問されると、「今の通常国会、会期末間近になっていろんな動きがあることは見込まれます。よって情勢をよく見極めたいと考えております」と答えた。

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「明らかに前のめりになった」と自民党幹部

   今国会は21日までで、野党は内閣不信任案の提出を検討している。先月(2023年5月)の記者会見では、「今は考えていない」と述べていたことを踏まえると、野党側の出方次第では解散の可能性を排除しないことをちらつかせた格好だ。首相周辺は「内閣不信任案を出させないための野党へのけん制だ」との見方を示している。

   水卜アナ「岸田首相の発言について、自民党幹部の一人は『明らかに解散に前のめりになっているように見える』としています」

   永田町では「6.16解散説」も広まるなか、岸田首相の「情勢を見極める」という発言をめぐっては、メディアによっても温度差があるようだが、「ZIP!」はサラリと伝えただけだった。

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