新型コロナ感染予防のマスク着用ルールが緩和されてから約3カ月。着用率や人々の意識はどう変わったのか、きょう15日(2023年6月)の「ZIP!」が取り上げた。
番組はきのう14日朝、東京駅から出てくる人たちのマスク着用率を日本テレビが開発したAIで調査した。マスクをしていた人は61.3パーセントで、着用ルールが緩和されたことし3月13日と比べると、約28ポイント減った。東京・戸越銀座商店街では50.4パーセントで、3カ月前と比べて約26ポイント減となった。
「感染が怖い」「顔見られるのがいや」
20代の大学生の男性は「3月ぐらいからほとんどつけていない。周りの(人がマスクを)着けているか着けていないかが一番重要」。マスクをしていた40代の女性会社員は「外したいけど感染が怖い。私は心配性なので外せない」という。
番組は千葉・柏市の市立手賀西小学校も取材した。1年生のクラスではマスク着用率は約3割だったが、5年生では9割が着用。体育の授業で先生から「マスクを外せる人は外して」とうながされても、つけたまま授業を受けていた5年生の女子は「顔見られるのがいやだから。はずかしい。男の子は(特に)無理」と話していた。
梶原幸之介校長は「熱中症対策としてのマスク着脱は指導するが、不安を感じる部分については、あえて『マスクを外しなさい』と声高に言うことではないのかなと思っています」と話した。
木曜パーソナリティの鈴木福(俳優)「僕の通うキャンパスでは、すでに8、9割は外しているように感じます」
司会の水卜麻美アナウンサー「熱中症が心配な時期は体調も見ながら判断していきたいですね」
(キャンディ)