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雇用改善で雇用保険料の値下げも

厚生労働省が2006年9月14日にまとめた05年度雇用保険決算は、「保険収支が大幅に好転した」としている。雇用情勢が改善したためで、同省はJ-CASTニュースの取材に「雇用保険料の利率を下げる条件が揃った」と説明した。利率をどうするかは今後検討するというが、2.0%以上の下げが期待できそうだ。また、同省が同14日にまとめた受給者調査では、この3年間で複数回受給した人は受給者全体の3.4%の19万4,744人だった。うち20歳代が約36%で、短期間で就職と転職を繰り返していることがわかった。