閲覧無料の電子書籍サイト イーブック

ソフトバンクグループのイーブック・システムズは2007年01月19日、ネット上で電子書籍を無料で読めるサイト「Flib(フリブ)」のサービスを開始した。「フリブ」では、ファッション誌やカタログ誌などの雑誌、絵本などとともに、夏目漱石など明治時代の日本の文豪小説も含めて、現在約75冊を閲覧できる。目標は本の数では年内に300冊、読者数では今春までに約30万人としている。イーブック・システムズは、これら雑誌については出版社に電子書籍化に必要なソフトを提供しており、報酬として毎月、雑誌を閲覧した読者1人当たり3円を出版社から受け取る。専用のビューアに「FlipViewer」のソフトを使用しているため、パソコン上でページをめくる感覚を体感でき、「本の特徴を活かしているので、サイト上でぜひパラパラとめくってみてほしい」とイーブック・システムズの広報担当はJ-CASTニュースに話している。