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飯島愛また引退の真相語れず 来週のサンジャポでコメント?

   「サンデージャポンで引退の真相を話す」としていた飯島愛さんだが、2007年3月25日のTBS系「サンデージャポン」は能登半島地震が起きたため途中から報道特番になり、本人から引退の真相が語られることはなかった。同25日付けの、飯島さんのブログのコメント欄には「ちゃんと愛ちゃんのコメントが聞きたいです」など1,000ものコメントが寄せられている。

「人命と私の引退は、比べるに値しない」

飯島さんのブログには、大量のコメントが殺到した
飯島さんのブログには、大量のコメントが殺到した

   J-CASTニュースが「体調回復して今は元気 飯島愛引退の『なぜ』」(07年3月19日付け)で報じたように、引退の真相を「サンデージャポン」で語るとし、「来週、週刊誌とか全員来てもいいよ」「シロウトもみな来て!。サシで話したいの」などと発言するなど「語る気満々」だった。

   自身のブログでも、07年3月18日に「25日はなんでも応えるよ!!!!」。同19日は「じゃあね、日曜日」。放送日前日の同24日は、題名が「サンデージャポン」。そして、「サンジャポファミリーで良かったよん。明日も、みてくれるかな!?」と芸能生活最後になる生放送を見てほしいとファンに呼びかけた。放送当日同25日の朝は「本番前ですが」という題で、「寝不足でブス」だが、テレビに出るために「パックしようっと」などと書いていて、張り切っていた。

   「飯島愛『引退』最後の生放送 本日すべてが明らかに」と銘打たれたサンジャポは、オープニングで飯島さんが「みんなに泣いてほしい」などと話した後にCMが入り、その後は地震の報道に切り替わった。そして、サンジャポにカメラが切り替わることはなかった。

   飯島さんのブログは同25日に2本アップされている。その中で、「引退特番」が放送されなかったことについて、

「番組側は、色々と用意をしてくれていたのですが...今回は、報道です。大きな地震があって、津波の心配もあると、何度も、何度も、繰り返し、注意を呼びかけている。大変な事態です。人命と私の引退は、比べるに値しない。今は、そっと、被害が最小限に収まる様に見守りましょう。と、サンジャポ一同そう決意してましたよ。みなさんも、おなじでしょ?!」

   とだけ書かれている。

サンジャポ生出演はあるのか

   同25日の「本番前ですが」と、このブログの2本には合計1,000ものコメントが書き込まれていて、「本当にお疲れ様でした愛さん」という労いのコメントが多いのだが、

「メッチャショック。。生の声を聞きたかった~!あんまりだよ,TBS。。」
「(地震速報は当たり前!)それはそのとおりだと思いますが、TBS側から何か一言コメントがあれば皆さんの気持ちも、ここまで怒らなかったのでは…と思いますよ」

   といった書き込みも目立っている。確かにどの民放も地震の報道を続けていたが、フジテレビ「笑っていいとも!」を始めとして、番組と、地震報道のテロップを組み合わせた形で放送。地震報道のみにしたのはTBSだけだった。だからなのか、コメント欄には、「来週のサンジャポで愛ちゃんの事、ちゃんと取り上げてほしいな」「来週は偶然にもエイプリルフール(笑)愛さんの体調が良好でしたら、最後の最後に出演するというのはどぅでしょう?」となどのコメントも出ている。

   飯島さんの所属事務所との契約は07年3月末まで。「一般人」になるわけだが、このまま引退の真相を語らずに芸能界から去ってしまうのか?

   TBSに取材すると、サンジャポの担当者はJ-CASTニュースに対し、

「(07年3月25日に録画した映像を流すか、飯島さんが生出演するか)何とも言えない。今週の水曜日以降に番組の企画を詰める」

   とだけ話した。

   サンジャポは07年3月11日の放送から「飯島愛引退の真相」をやってきたが、また来週へと「真相」を引っ張る形になってしまったようだ。