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「後継者いない」が半数超え 社長が60歳代の企業

   社長が60歳代の国内企業のうち、53.9%は後継者が不在だったことが帝国データバンクの調査(全国28万4412社が対象)でわかった。同社が2014年7月29日、発表した。売り上げ規模別では「1億円未満」の小規模企業の割合が76.6%となっており、中小零細企業のあいだでとくに後継者難の傾向が強かった。

   社長の年齢が「70歳代」では42.6%、「80歳以上」でも3社に1社にあたる34.2%が不在だったほか、後継者がいる企業の後継者の属性は、「子供」が38.4%で最多。「配偶者」「親族」とあわせ、同族が約7割に達する。

   業種別でみると、サービス業の後継者の不在率が70.4%と最も高かった。