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内定辞退のマナー 最低限知っておきたいコト

   今(2015)年の就活は長かった。『売り手市場』ということもあり、内定をもらった後も、よりよい就職先を求めて、活動を続ける学生も多かったことだろう。でも、もし、先に内定が出た会社に「入社します」と言ってしまっていたとしたら・・・?

   そんな、ある就活生のお悩みが、ネットに投稿されていた。「内定誓約書提出後の辞退について」(OKWAVE、2015年11月23日)。果たして、内定誓約書を出した後でも、辞退はできるのか。「上手く辞退する」方法とは?

「すみやかに辞退の連絡をした方がいい」

辞退したいんだけど・・・
辞退したいんだけど・・・

   質問を投稿した学生は、9月に大手輸送用機器の営業職で内定を得た。が、人事の対応に不満を感じ、その後も就職活動を続けた。結果、他の企業から内定をもらい、「最初に決まった企業は辞退することに決めました」。しかし、「内定誓約書を記入し、企業に提出していたので、内定誓約書提出後に辞退することができるかをお聞きしたく・・・」という。最初に内定をもらった企業からは、「研修に使う靴のサイズや作業着のサイズも聞かれている」といい、「どのように辞退をすればいいかなどのアドバイスなど教えていただければ幸いです」と、悩んでいるようだ。

   質問には、「すみやかに辞退の連絡をした方がいい」とのアドバイスが多く寄せられた。「採用担当者です」という人いわく、「内定承諾書を出してからも辞退は可能です。(今年は)採用開始時期が遅かったので、内定辞退は珍しくありません」。方法としては、「速やかに、電話にて『○○大学の○○ですが、御社の内定を辞退したくお電話しました』と伝えるのが良い」そうだ。先方が、作業服の手配などをしていることから、「費用が発生する前にキャンセル」するのがマナーという。

「制服の代金は支払いの必要が出るかも」

   一方、「辞退してもいいが、リスクも考えて」とのアドバイスも。「職業選択の自由は憲法で保証されていますから、内定辞退できない理由はないです。普通に、その旨、意思表示するだけでOKです」という回答者は、同時に「古来から自由には責任が伴うって事になっています」と、念押しした。

   「今後、質問者さんの大学から学生取らないだとか、大学や学部に迷惑かける事になるかもしれません。新卒採用なら期間があるので問題にならないでしょうが、制服や作業服の代金は支払いの必要が出るかも・・・」など、「リスクはあります」。だからこそ、「大学の採用担当や教授なんかにもしっかり相談し、内定先にはしっかり頭下げて理解を求めるしかないように思います」と、釘を差した。

   「あなたと同じ理由で、企業も内定を取り消せます。大丈夫かのウラはとったほうがいいですよ」という人もいる。「いくら売り手市場だからといって、油断してはダメ」ということだろうか・・・。(KH)