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皆様の応援が予算になる! 「Jカス」が生んだ自虐キャラ「カス丸」

   ジェイ・キャスト(東京・千代田区)は、初のイメージキャラクター「カス丸」を制作、2014年2月14日に本格始動した。

着ぐるみを作るお金がない

イメージ図はかわいいのだが…
イメージ図はかわいいのだが… 予算が獲得できたら3次元でもかわいくなる予定です
予算が獲得できたら3次元でもかわいくなる予定です

   同社が運営するニュースサイト「J-CASTニュース」がインターネット上で「Jカス」と揶揄(やゆ)されていることをヒントに、若手社員を中心としたプロジェクトメンバーが会議を重ねて誕生に至った。

   「カス」を冠した名前をはじめ、長すぎる勤務時間、不条理な上司からの叱責などをSNSで暴露し、他ではみられない「自虐的で炎上を恐れない」キャラクターと位置付けている。

   活動内容は、SNSでの読者との交流のほか、カス丸がさまざまな企業を訪問してレポート記事を書きJ-CASTニュース上で公開する。最終目標は「ゆるキャラ(R)グランプリ制覇」だ。

   現時点では社内での認知度は低く、上層部からは「出来が悪すぎる」と疎んじられ運営費も雀の涙ほど。協力的な制作部がかわいいイラストを作ってくれたのだが、着ぐるみを作る予算はなく3次元の姿はひどいものだ。それでもカス丸は「皆様の応援がカス丸の予算になりきゃすぅ☆よろしくおねがいしきゃすぅ☆」と気丈なコメントをしている。