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200歳が冗談じゃなくなった江戸時代生まれの超々高齢者

<今週のワイドショー通信簿>今年の夏はお盆に本当にご先祖様が帰ってきたらしい。各地の自治体が高齢者の戸籍を調べ直したら、江戸時代生まれがあちこちに『生存』していることになっていた。ワイドショーも自治体のずさんさに開いた口がふさがらないといった様子だった。

   「龍馬に会っていたかもしれない『幻の江戸時代生まれ』続々」とやったのは「スーパーモーニング」(テレビ朝日系)。大阪・東大阪市に1857年(安政4年)生まれの152歳の戸籍が残っていたからだ。レギュラーコメンテーターの鳥越俊太郎は「そのうち200歳が出てくる」とスタジオを笑わせたが、長崎・壱岐で1810年(文化7年)生まれの200歳の戸籍が本当に発見され、200歳がジョークではなくなってしまった。

   「朝ズバ!」(TBS系)では司会のみのもんたが「いい加減にしてよ」と怒り、「職権調査するのが役所の仕事」と放ったらかしにしてきた自治体の怠慢を責めた。さらに、戸籍は年金支給などと連動していないので問題は少ないという自治体の説明し対して、「スッキリ!!」(日本テレビ系)は「相続人の確定には戸籍が必要」(弁護士・本村健太郎)のコメントを受ける形で、戸籍への信頼性の低下は現役世代にも不都合が起こるとした。(テレビウォッチ編集部)