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髙島屋探検隊 VOL. 2

   百貨店各店ではお中元シーズン真っ盛り。関東、関西など、地域により時期に若干のズレはあるものの、百貨店各店では毎年6月から約1ヶ月半、熱いお中元商戦が続く。山場を迎える7月あたまの時点での売り上げは昨年比5%増(髙島屋18店舗調べ)で、軒並み順調だという。

今年のお中元 食習慣や家族形態に合わせたギフトが人気

   主力はビールやおそうめん、乾物などの定番商品で、予算は平均して4,000円台。比較的購入しやすい3,000円台の商品と、贅沢感のある5,000円台の商品を贈る相手によって買い分ける客が目立つという。
   今年はブームの「水」関連商品もギフトとして並ぶ。注目は「食」や「健康」への意識の高まりに合わせ、食材からこだわった商品や、少なめの量を食べやすく小分けした商品が充実した点。子どもが巣立って、夫婦だけで暮らしている、食事時間が家族バラバラなど、最近は食習慣や家族形態の変化に合わせて、「食べ方にまで踏み込んだ」(髙島屋広報・IR室 岡田ナナさん)提案をしているという。

見た目も鮮やかな「フォション」のジャム。<br/>氷やヨーグルトの上にのせて、見た目も涼やかに。

※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合があります。商品は一部店舗で取り寄せとなります。

食の安全・安心にこだわり抜いた

〈フンドーキン醤油〉辰巳芳子創案 椎茸めんつゆ9本詰合せ

〈フンドーキン醤油〉辰巳芳子創案 椎茸めんつゆ9本詰合せ

【注目ポイント】

『いのちを養う四季のスープ』などの著作が人気の料理研究家・辰巳芳子さんが考案しためんつゆ。丸大豆しょうゆに、みじん切りの椎茸をたっぷり使い、コクとうまみを出した。甘味のあるつゆで、煮物の煮汁やあえ物など様々なものに応用できる。
天然無添加椎茸めんつゆ 200ml×9本
3,150円(税込)

簡単・便利な小分けパック

〈竹八〉あぶり漬詰合せ

〈竹八〉あぶり漬詰合せ

【注目ポイント】
粕漬、西京味噌漬を焼きあげたあぶり漬。電子レンジやお湯で加熱するだけで、食べたい時に食べられる。一つひとつパックされ、人数分開封すればよいから無駄にならなくて便利。
焼き銀鱈粕漬、焼き鰆西京漬、焼きサーモン西京漬、焼きふぐ西京漬各2
5,250円(税込)

老舗ブランドのリッチなジャム

〈フォション〉アブソリュートフルーツ詰合わせ

〈フォション〉アブソリュートフルーツ詰合わせ

【注目ポイント】
髙島屋がいち早く日本に定着させたパリの食品ブランド「フォション」。通常のジャムよりフルーツをたっぷりと使い、果実を丸ごと味わうような食感、豊かな風味が堪能できる。ピーチ・マンゴーやパイナップルなど夏らしい味わいを詰合わせた。
ジャム300g×3(ストロベリー、ピーチ・マンゴー、パイナップル・ココナッツ)
5,670円(税込)

流行の「水」に注目した商品

〈シャテルドン〉ナチュラルミネラルウォーター

〈シャテルドン〉ナチュラルミネラルウォーター

【注目ポイント】
クリアな瓶にゴールドラベルのパッケージが高級感漂う、「水」商品のイメージを打ち破る商品。1650年にフランス王・ルイ14世の健康のために献上されて以来、ヴェルサイユ宮殿で飲用されてきたプレミアムウォーターで、カルシウムなど豊富なミネラルを含んでいる。
ナチュラルミネラルウォーター(天然微炭酸)500ml×3
3,150円(税込)

名パティシエの味をアイスで

〈ピエールマルコリーニ〉アイスクリームギフトパック

〈ピエールマルコリーニ〉アイスクリームギフトパック

【注目ポイント】
上質なチョコレートが日本でも大人気の〈ピエールマルコリーニ〉から、リッチで軽い口当たりのアイスクリームと、濃厚な味わいのソルベをセットで。素材の風味を生かした贅沢な味わい。6つの味がセットになって、色々な味を少しずつ楽しめる。
バニラ、チョコレート、キャラメル、マンゴ、フランボワーズ、グレープフルーツ各1
5,241円(税込)


株式会社 髙島屋

髙島屋・日本橋店
日本橋界隈のシンボル的存在となっている日本橋店の外観。1933年にモダン建築の粋を集めて建設されたクラシックな建物で、東京都の歴史的建造物に認定されている。

   業界最大の売上高を誇る老舗の百貨店。天保2年(1831)に初代飯田新七が京都烏丸で創業した呉服店が前身で、株式会社化は大正8年(1919)。3年後には、大阪長堀橋で近代的百貨店経営を始めた。早くから海外進出を試み、昭和33年(1958)には、日本ではじめてニューヨーク5番街への出店を実現する。
   現在は、旗艦の日本橋店をはじめ、国内に20店舗、海外に4店舗(ニューヨーク、パリ、台北、シンガポール)を展開。地下食料品の品揃えが豊富な日本橋店、若者が集まる新宿駅直結型の複合施設「タカシマヤタイムズスクエア」、併設するショッピングセンターが全国のモデル的存在となった玉川店など、各店ごとに特色がある。
   数多くのヒット商品、トレンドを生み出し、海外ブランドを積極的に採り入れるなど、進取の気性に富んだ社風は今も健在。今や日本でもよく知られているフォションを最初に日本に紹介したのも髙島屋だった。http://www.takashimaya.co.jp/