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日銀に「誠実なイメージない」が急増

日本銀行が2006年10月16日発表した06年9月の「生活意識に関するアンケート調査」によると、日銀に対して「信頼していない」とする回答が16.4%で、前回(06年6月)に比べて7.3ポイント増加した。「信頼している」は前回より1.4ポイント減の41.4%だった。また、信用していない理由(2つまでの複数回答)としては「(日銀の)組織や職員に誠実なイメージを持っていないから」とする回答が55.2%で最も多く、前回(25.9%)の2倍以上にもなった。06年6月に発覚した日銀総裁の村上ファンドへの投資問題などが尾を引いたかたちだ。
一方、景況感については、「良くなった」から「悪くなった」を差し引いた判断指数(D.I.)はマイナス11ポイントと、前回よりも4.3ポイント悪化している。