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近未来通信が破産

   東京地裁は2006年12月20日、IP電話会社「近未来通信」(東京都中央区)と同社の石井優社長(50)に対し、破産手続きを開始する決定をした。
   破産管財人には、鈴木銀治郎弁護士(第1東京弁護士会)が選任された。第1回債権者集会は来年5月30日に開かれる予定。「近未来通信」は最先端のIP電話を手がけるベンチャー企業という触れ込みで、多くの投資家から資金を集めていた。しかし、「事業に実態がない」という訴えがあり、警視庁は同社を詐欺容疑で捜索し、特捜本部を設置して捜査に当たっている。被害額は100億円を超える可能性もある、と見られている。