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簡易保険の保険金額が14年ぶり160兆円割れ

日本郵政公社は2007年1月23日、簡易保険の契約状況(06年4~12月)を発表した。それによると、06年12月末の保険件数は5,798万件で前年同時期より402万件減少、保険金額は159兆6,548億円で同10兆6,668億円減少した。保険金額が160兆円を割り込んだのはほぼ14年ぶりという。
同公社は、「満期の支払いなどの消滅契約が新規契約を上回っている状況が続いているのが原因。かんぽのメーン商品でもある、貯蓄性の高い養老保険へのニーズがしぼんできていることが大きい」と話している。また、契約状況の減少が07年10月からの民営化の影響なのかについては、「関係ない」と否定した。