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新型インフル薬 富山化学が国内初の臨床試験開始

富山化学工業は2007年01月24日、抗インフルエンザウイルス薬の国内で初の臨床試験を開始したと発表した。治療方法が確立されていない高病原性のH5N1型トリインフルエンザウイルスに対し同社開発の「T-705」が、動物実験で今までの薬剤には見られない高い治療効果を示したという。WHOはH5N1型トリインフルエンザウイルスによる感染が爆発した場合、「非常に短期間に多数の死亡者が出る」と予測している。