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パロマ工業 取締役会開催は年1回程度?

パロマ工業製の瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故が相次いだ問題で、警視庁捜査1課は2007年1月27日、同社本社や、親会社のパロマ本社など関係先数カ所を業務上過失致死傷容疑で家宅捜索した。 捜索容疑は、一連の死亡事故の中で唯一、業務上過失致死傷罪の公訴時効(5年)を迎えていない、05年11月に東京都港区で発生した死亡事故。07年1月29日の新聞各紙によると、パロマ工業では年に1回程度しか取締役会を開催しておらず、事故の情報や再発防止策がほとんど議論されてこなかった、という。なお、会社法では、3ヶ月に1回以上の取締役会開催を求めている。