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住宅ローン、専門会社が善戦

これまで銀行の「牙城」だった住宅ローン市場で、住宅メーカーやノンバンクを設立母体とする住宅ローン専門会社(モーゲージバンク)がシェアを伸ばしてきたと2007年5月28日付の日本経済新聞が報じた。住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)と提携して販売するフラット35でのモーゲージバンクの取扱件数シェアは06年で46.9%を占めたという。
住宅金融支援機構は「金利競争は激しくなっています」とし、銀行の住宅ローンとの競争上、モーゲージバンクが貸出金利を低めに設定したり、繰上げ返済手数料を無料にしたりなどで利用者を増やしているとみている。住宅メーカーは、これまで銀行が扱っていた住宅ローンを、自社系のモーゲージバンクが行うことで住宅を売りやすくすることを狙っている。