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3大手信託銀行の3月期、最高益に

三菱UFJ住友三井トラストみずほの信託銀行大手の2007年3月期決算は、三井トラストホールディングスを除く3社が増益で過去最高益となった。2007年5月28日付の日本経済新聞が報じた。投資信託の販売や管理、不動産関連取引の活況を背景に手数料収入が伸びたことが好決算の要因で、消費者金融やノンバンクの損失で減益となったメガバンクとは対照的な決算となった。本業のもうけを示す実質業務純益は、三菱UFJと住友が増益。役務取引等利益(手数料による利益)では、みずほと三井トラストがそれぞれ前期比で14.4%、11.5%の2桁の伸びを示した。