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メガバンクを「A」に格上げ S&P

米格付け会社のスタンダード&プアーズは2007年6月18日、三菱UFJフィナンシャル・グループやみずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループと中央三井信託銀行の長期信用格付けを「Aマイナス」から「A」に1段階引き上げた。住友信託銀行も「A」から「Aプラス」に格上げした。りそな銀行の格付けは「Aマイナス」に据え置いたが、アウトルックは「ポジティブ」に変更した。資産の質の改善、自己資本の強化、収益源の多様化が着実に進んだことが評価された。だが、「07年3月期決算に大手6グループで業務粗利益の54%を占める資金利ザヤの収益性は、いまだに十分に向上していない」と厳しく見ている。