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糖尿病患者と予備軍、アルツハイマーの危険4.6倍

糖尿病やその予備軍の人は、そうでない人よりアルツハイマー病になる危険性が4.6倍高いことが、九州大の清原裕教授(環境医学)らの研究でわかった。福岡県久山町の住民約800人を2000年までの15年間、追跡して分析した結果、わかった。清原教授によると、耐糖能異常の人はインスリンが少ない場合が多く、脳にたまってアルツハイマー病を引き起こすとされる物質を分解する酵素も減るので、発症の危険性が高まるという。清原教授は、糖尿病対策がアルツハイマー病予防につながる可能性があるとしている。