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「世界経済の不確実性が拡大」日銀総裁、利上げ見送りで語る

日本銀行は2007年9月19日の金融政策決定会合で、政策金利(無担保コールレート翌日物)を現行の年0.5%に据え置くことにした。福井俊彦総裁を含む9人の政策委員は、水野温氏を除き、「据え置き」に賛成した。福井総裁は会合後の記者会見で、日本経済は緩やかな成長が続くとの認識を示したが、「世界経済をめぐる不確実性が拡大している」と述べ、米国の低所得者向け(サブプライム)ローン問題によって混乱した金融市場をしばらく見守ることにした。