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福島県、一般競争入札を全面導入

福島県は2007年10月1日から、県発注の公共工事に一般競争入札を全面的に導入した。地域要件を付けるものの、250万円を超えるすべての工事に条件付き一般競争入札を適用する。指名競争入札は全廃した。入札の透明性を高め、談合や落札率の高止まりを防ぐのが狙いという。同県は、県発注の公共工事を巡る談合事件を受け、4月から3000万円以上の工事で一般競争入札を導入していた。8月の県全体の平均落札率は84.7%と06年度の93%に比べて下がるなど効果が表れているとしている。