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生活保護の不正受給、5年間で約2倍に

生活保護費の不正受給が増えている。2007年10月2日には、生活保護費365万円をだまし取ったとして、大阪府警が空調設備工の容疑者を詐欺の疑いで逮捕した。厚生労働省が07年夏にまとめた数字では、06年度の不正受給は、1万4,600件で89億7,600万円に上った。直近5年間の不正受給額を見ると、01年度の46億7,000万円から毎年増え続け、06年度には1.9倍にふくらんだことになる。同省によると、働き口が見つかり収入を得るようになっても、その事実を隠す例が多いという。