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金利低下で様子見 個人向け国債の販売が最低に

   財務省が2008年1月15日に発行する1月の個人向け国債の販売額が5511億円となり、固定金利5年ものの発行が始まった06年1月以来最低になった。販売額の内訳は、固定金利5年ものが4196億円、変動金利10年ものが1316億円だった。販売不振について財務省は、「金利の低下があります。また、サブプライムローン問題などで市場に不透明感が漂っていて、個人投資家が様子見の状態にあるようです」と話している。
   なお、同時に確定した07年度の発行額は4兆6617億円となり、6兆3300億円の予定だった国債発行計画を大幅に下回る見通しになった。