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「JASRAC批判記事」で週刊ダイヤモンドに賠償命令 

   「週刊ダイヤモンド」の記事で名誉を傷つけられたとして、日本音楽著作権協会(JASRAC)が、ダイヤモンド社と記者1名に約4300万円の損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁(加藤謙一裁判長)は2008年2月13日、550万円の支払いを命じた。
   「週刊ダイヤモンド」2005年9月17日特大号では、「音楽を食い物にする呆れた実態」などと題して、「不透明」「非民主的」などの表現を使ってJASRACの著作権使用料の徴収や配分の実態に疑惑があると報じていた。加藤謙一裁判長は、「真実であることの証明がなく、真実であるとか正しいと信じる相当の理由も見当たらない」と記事内容について指摘。JASRACが求めていた謝罪広告の掲載については認められなかった。