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鳩山法相、鹿児島選挙違反事件「冤罪と呼ぶべきでない」と発言

   鳩山邦夫法相は2008年2月13日、法務省で開かれた検察長官会同で、被告12人全員の無罪が確定した鹿児島県議選の選挙違反事件「志布志事件」について、「冤罪と呼ぶべきではない」と発言した。
   この事件は、元県議らが有権者を買収したなどとして公選法違反で逮捕・起訴されたもの。鹿児島県警の「踏み字」などの違法な取り調べが問題とされ、検察側が控訴を断念している。鳩山法相は会同後、「無罪事件にまで冤罪と呼ぶと、無罪は全部冤罪になってしまう」などと述べている。この発言を受けて、野党からは「法相として不適任」といった批判の声が上がっている。