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中国製肉まんからメタミドホス検出 天洋食品以外で初

   広島県は2008年2月19日、中国山東省の山東仁木食品が製造した冷凍食品「青島ニラ肉焼まん」から有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出されたと発表した。天洋食品以外の中国製冷凍食品から「メタミドホス」が検出されたのは初めて。
   2008年2月12日に健康被害の相談があり、県立総合技術研究所保健環境センターの検査で、食べ残しから0.64ppm、同一賞味期限の未開封品から0.55ppmの「メタミドホス」が検出された。大阪市の輸入業者ニッキーフーズが輸入販売したもので、いずれも賞味期限は2008年2月2日。同県は、健康被害については有機リン系中毒といえず、今回の検出量は直ちに健康被害を生じるものではない、としている。