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日銀の白川方明総裁「当面は景気減速が続く」  支店長会議

   地方の景気後退が鮮明になっている。「足元の景気は地域差があるものの、エネルギー・原材料価格高の影響などから、全体として減速している」と2008年4月18日に開かれた日本銀行の支店長会議で報告された。企業の業況感が慎重になり、また設備投資の増勢が鈍化している。北海道が「やや弱めの動きが続いている」に判断を据え置いたほかは、すべての地域で下方修正した。

   国内景気の先行きについて、日銀の白川方明総裁は「当面は減速が続くものの、その後は緩やかに成長していく」とみている。