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「株取引の調査拒否はダメだ」 NHKに批判相次ぐ

   NHK記者らによるインサイダー取引を受けて設置された第三者委員会が2008年5月27日にまとめた調査報告書について、同局の視聴者コールセンターに批判が殺到している。同局によれば、「勤務中に株取引をするのはもってのほか」「調査を拒否するような人がいてはダメだ」といった批判などの問い合わせが08年5月28日午後5時現在で204件寄せられた。

   第三者委員会はインサイダー取引の調査に当たって、NHK職員に調査への委任状を提出するように要請したが、943人がプライバシーの侵害などを理由に拒否。同委員会は「相変わらず派閥抗争に明け暮れ、嵐の過ぎ去るのを待つだけという役職員も相当数存在する」とこうした事態を批判していた。