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コール市場、20兆円割れ 1年9か月ぶり

   短資協会によると、コール市場の残高が2008年9月11日時点で19兆9929億円となり、20兆円を割った。20兆円の大台を割ったのは06年12月14日以来、1年9か月ぶり。翌9月12日には19兆7809億円とさらに減らした。

   コール市場は金融機関が毎日の資金を貸し借りするマーケットで、資金需要が旺盛な大手銀行や外資系金融機関が資金の取り手と、預金が多く集まる地域金融機関が資金の出し手なるケースが多い。主な減少要因は、サブプライム問題などで財務リストラを迫られている外銀などの、円資産の積み上げがむずかしくなってきたため、とされる。