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AIG「解体」で日本法人が争奪戦へ

   米保険最大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が、AIGエジソン生命とAIGスター生命、アリコジャパンを含めた米アリコを売却することを明らかにしたことで、国内大手や外資系の保険会社による争奪戦がはじまった。

   米政府の公的支援を受けたAIG本社は2008年10月3日、「損害保険事業に経営資源を集中する」とのリストラ策を発表。それに伴い、世界55か国で生命保険事業を展開するアリコと、日本法人のAIGエジソン生命とAIGスター生命が売却対象となった。

   売却先としては、日本生命や東京海上ホールディングス、外資系では独アリアンツや仏アクサ、米プルデンシャルなどの名が挙がっている。AIGは競売によって売却先を決める。