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「事件報道での『種明かし』適法」 マジシャンらの請求棄却

   硬貨を加工したとして手品店経営者が逮捕されたことを伝えるニュースで、手品の種明かしをされて損害を受けたとして、マジシャンら約98人がテレビ朝日日本テレビに約430万円の損害賠償を求めていた訴訟の判決が2008年10月30日、東京地裁であった。

   佐久間邦夫裁判長は「どのような行為が貨幣の損傷に当たるのかを説明する過程で、コインを使った手品の仕組みを説明しただけ」などとして原告の請求を棄却した。原告側は控訴の構え。