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麻生首相、G20の対応説明拒否 「理解できそうな顔に見えない」

   麻生太郎首相が、金融サミット(G20)での対応を問われ、「あんたら理解できそうな顔に見えないから」と説明を拒否していたことが分かった。首相が2008年11月13日夜、首相官邸で記者団に対し、G20に臨む意気込みを語る中で出てきた発言だ。

   首相は、日本が97、98年のアジア金融危機でうまく対応した経験があるとして、今回の金融危機で、アジア各国から日本の今後の対応に期待が高まっていると言及。その中で、あえて日本が主張していきたいことが個別にあるかどうか聞かれると、「個別にあります。個別にありますけど、それは現場で説明します。ここで言っても、とても、あんたらが理解できそうな顔、見えないから、ここ、やめておきましょう」と述べた。