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リコー、国内7工場で非正規社員約250人を削減

   リコーは、国内7つの事業所で働いている非正規雇用の社員250人を、2009年3月末までに削減する。主力製品のコピー機の需要が世界的に落ち込んでおり、今後1-2割の減産を実施するのにともなう措置。

   同社グループの生産事業所で働く非正規社員は約4300人。減産計画などによって、生産事業所では4月以降に約600人の余剰人員が発生する見通しだ。このうちの6割については労働時間の短縮やシフトの見直しなどで雇用を継続するが、急激な景気悪化で人員削減に手をつけざるを得なくなり、約4割を削減する。削減するのは静岡県の御殿場事業所や神奈川県の厚木事業所など7拠点で、主にコピー機やその部品を生産している。