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24年ぶりに発見のカーネル像 KFC社「ぜひ引き取りたい」

   プロ野球阪神タイガースが1985年にリーグ優勝した際、熱狂したファンが大阪・道頓堀川に投げ込んだまま行方がわからなかったカーネル・サンダース像の上半身と下半身が09年3月10日と11日に相次いで同川底から発見された。

   大阪市が発注していた水辺整備事業を請け負った業者のダイバーが、新戎(えびす)橋付近で発見した。カーネル像は現在、市の施設で保管されているといい、市建設局の河川担当者によると、所有者が日本ケンタッキー・フライド・チキン社であることがほぼ間違いないことから、警察に届けを出さずに直接返却する方針だという。

   24年ぶりにカーネル像が戻ってくることになり、日本ケンタッキー・フライド・チキン広報部には10日午後から問い合わせが殺到。J-CASTニュースの取材に対し

「ぜひ引き取らせて頂きたいと考えております。現在は対応に追われておりまして、カーネル像を今後具体的にどうするかに関しては、まだ検討していません」

と話した。

   また、阪神タイガースの南信男球団社長が「カーネル像を甲子園球場内の歴史館に設置したい」という要望に関しては、

「これも何かの縁ですので、前向きに検討したいと思います」

と話している。