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2月の受発電電力量、15.8%減 減少率は過去最大

   電気事業連合会がまとめた2009年2月の受発電電力量(速報)は、前年同期に比べて15.8%減の744億7000万キロワットで、7か月連続で前年実績を割り込んだ。また減少率は、現在の集計方法になった1972年以降で最大となった。景気悪化によって製造業などで減産が相次いでいることや、暖冬で暖房需要などが減ったことが原因。

   全国10社の電力会社のすべてで前年実績を下回っており、なかでも自動車関連工場の多い中部電力が22.7%減、中国電力が21%減と20%超の落ち込みをみせる。次いで北陸電力の18.6%減。