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生産打ち切り宣言のパイオニア「プラズマTV」、人気急増

   2009年2月にテレビ事業の撤退を発表したパイオニアのプラズマテレビ「KURO」が売れているという。これまでも画質の良さから一部のファンの間で人気があったが、一般的なプラズマテレビに比べて値段が高く、数がたくさん出るというものではなかった。

   同社広報担当者は、「事業撤退の発表直後から販売台数が急増しています」と明かす。数は公表していないが、3月22日の朝日新聞によると、2月の販売台数は最需要期の08年12月に比べて2割ほど増えている。

   広報担当者は、

「あと数千台を生産して打ち切ります。これまで迷っていた方も、今買わないとなくなる、ということで買って頂いているようです。事業の撤退は決まっていますが、評価していただいてありがたいお話です」

と話している。