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大相撲「八百長訴訟」で講談社が敗訴 4290万円賠償命令

   講談社の「週刊現代」が大相撲で八百長が行われていると指摘した記事で名誉を傷つけられたとして、日本相撲協会と力士30人が計約6億1000万円の損害賠償を求めていた訴訟の判決が2009年3月26日、東京地裁であった。中村也寸志裁判長は、「取材がきわめてずさん」として、講談社側に計4290万円の支払いと、記事の取り消し広告の掲載を命じた。問題とされたのは、07年2月3日号~17日号にかけて3回にわたって掲載された記事。記事では、横綱朝青龍が多くの力士と八百長相撲を行っていたなどと指摘していた。