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中小企業向けセーフティネット貸出、08年度は過去最高

   政府系金融機関の日本政策金融公庫が取り扱っている中小企業向けのセーフティネット貸し出しの2008年度の利用額が、09年3月30日時点で9196億円となり、ピーク時の02年度(9153億円)を上回る過去最高を記録した。

   07年度の利用額は4601億円で、08年度はほぼ2倍になった。

   セーフティネット貸し出しは2000年度から実施しており、景気悪化で売り上げが急減したり、金融機関の貸し渋りにあったりした中小企業を対象としている。08年秋のリーマン・ショック以降に利用が急増している。