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4月の個人向け国債3200億円 販売額最低に

   財務省が2009年4月15日に発行を予定している個人向け国債の販売額が、前回(09年1月)発行時と比べて36.4%減の3208億円となり、06年以降で最低水準に落ち込んだ。

   主力の固定金利5年ものの表面利率が過去最低の年0.71%(税引き前)に低下していた。財務省は減少の要因について、「1月よりも利率が下がっていることが大きい」としている。株価の低迷などで資産の安定運用のニーズが高まっており、国債への資金流入も期待されたが、全体としては低調だった。