「家族の同意で移植OK」の採決を 日本移植学会が声明

   臓器移植法改正への動きが高まっていることを受けて、日本移植学会など9団体は2009年4月26日、国会に3つ提出されている案のうち、本人の意思が不明でも家族の同意で臓器提供が可能になる「A案」の採決を求める声明を発表した。09年5月の世界保健機関（WHO）総会では、海外での移植が制限される見通しで、同学会などは「他国に頼らずに命を救うにはA案しかない」などと訴えている。