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「偽プロデューサーに注意を」 フジテレビ、HPで注意促す

   フジテレビの公式ホームページに2009年8月7日、「緊急のお知らせ」という告知が掲載された。同社の偽造名刺を見せ、番組出演させることなどを口実に悪質な行為に及んだ男がいるとして注意を促している。

   同社によると、数か月ほど前から被害の通報が数件寄せられ、その後も被害が広がっているという。被害は東京都内だけでなく、他県でも確認されているという。同社は告知の中で、「フジテレビではプロデューサーが街頭等で番組出演の勧誘をしたり、出演の代償を要求することは一切ありません」と注意を呼びかけている。

「被害報告がここ2、3か月で急に増えました。まだ詳細がわかっておらず警察が捜査中です」

とだけ同社広報担当者は話している。

   07年9月にも、40代の男が東京ドームで行われた都市対抗野球で、自作したフジテレビの腕章を付けて関係者を偽り、観戦料金を支払わずに入場したとして建築物侵入の疑いで逮捕されている。