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沢尻「解雇報道」に夫・高城剛が反論 「事件を創作」とマスコミを批判

   所属事務所による「解雇」の動きが報じられている女優・沢尻エリカさんの夫で、ハイパーメディアクリエーターの高城剛氏が2009年9月27日、ブログを更新し、解雇理由として報じられている「警察からの事情聴取」などに反論している。

原付き乗り回しで「警察に事情聴取」がきっかけ?

   スポーツ紙などが報じた内容によると、沢尻さんは既に所属事務所スターダストプロモーションから契約解除の意向を伝えられており、28日にも解雇されるという。

   その理由は、7月に皆既日食を見るため鹿児島県・奄美大島に夫婦で行った際、原付き扱いになる「フル電動自転車」をノーヘルメット、ナンバー未登録で乗り回し、道交法違反容疑で地元警察から事情聴取を受けたことだったとされている。

   また、奄美大島で沢尻さんと高城氏が参加した音楽イベントに、覚せい剤取締法違反の罪で起訴されている酒井法子被告も参加していた。酒井被告が「(会場で)拾った覚せい剤を吸った」と警察に供述したとされていることから、一部で沢尻夫婦にも疑惑の目が向ける動きがあり、事務所が敏感に反応したという。沢尻さん側は弁護士を立てて事務所側と交渉しているとのことだ。

「警察に問い合わせれば、すぐにわかる」

   このような報道に対して、夫の高城氏がブログで抗議した。高城氏は「警察に事情聴取された」と報じられていることについて、

「それが事実なら、警察に問い合わせれば、すぐにわかることだろう。どんな国でも、どんなに小さくても違法行為があるならば、必ず公式文書があるはずなので、調べれば絶対にわかる」

と反論。新聞社や出版社に向かって、「『事件を創作』することが仕事ではないはずである」と抗議している。

   また「ある夫婦」という表現を使って、酒井法子・高相祐一夫婦との関連性についても言及。自分たちは無関係であるとの主張を間接的に訴えた。

「ある夫婦の事件が発覚し、一度も面識がない僕らは、いまやすっかり『親友』になっているそうだ。そうすると、あのときあの島にいた50万人以上の人たち全員が『親友』ということになる。実に不思議な話だ」

   そして、報道されている内容は「創作」にすぎないとして、次のようにマスコミの姿勢を批判している。

「太陽や自然の恵みがもたらす祭りを面白おかしく扱い、事件を創作するマスメディアの社会的責任や違法行為の加担は大きい。なぜなら、人間にとって感謝すべきものをいい加減に扱い、さらには物語の創作による法的な被害者が存在し、それこそが本当の事件だからである」